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トルコ産の鉄鋼に追い風

今日のトルコリラも酷いですね~
まあ、よくもこれだけ売り材料が続くものです。

エルドアン大統領は中銀の人事に介入している場合ではないと思うのですけどねぇ・・・

トルコリラ円 TRY/JPY(日足)


tryjpy_2018_08_31.jpg

酷い急落ぶりです。
対ユーロは過去最高値を更新。

まあ政府が通貨防衛に動かないのですから、こうなるのもいたしかたなしでしょう。
ここまでとった行動でやや積極的な政策といえば、隠れ利上げのみしかないですからねぇ。

所詮、受け身の政策では日に日に進む通貨安の対応に追われるだけで、抜本的な対処にはなりませんでした。
・外貨をリラに交換してくれ
・商人は外貨決済をやめてくれ
・外国は支援してくれ
・市場で空売りするのをやめてくれ(スワップ制限)

もう人任せの対策は万策尽きた感じがしますね。
正常な金融政策に戻り信用を高めないことには、受け身の政策も空回りするだけでしょう。

さっそく持続不可能と察したのか市中銀行の下支え策も縮小するようです。

通貨安が追い風に トルコ産の鉄鋼に需要増加


トルコ産鉄鋼の魅力増大 米市場から締め出されても需要旺盛 (1/2ページ)
トルコ産鉄鋼はトランプ米大統領が鉄鋼関税率を2倍に引き上げたため、米市場からほぼ締め出された。このためトルコの鉄鋼は他の国へと向かわざるを得ない。しかし、同国にとって朗報がある。世界の鉄鋼需要は旺盛であるため、トルコ産鉄鋼がこれまでになく魅力的となっているからだ。
参照元:サンケイビズ


米国の輸入制限もなんのそので、トルコ産の鉄鋼は絶好調のようです。
下半期はさらに通貨安が進んでますから、バーゲンセールの勢いはまだまだ衰えることはないでしょう。

ピンチはチャンスです、この機会にシェアを拡大して多くの外貨を獲得できるようになるといいですね!

エルドアン大統領 中銀の人事に介入か?


トルコ中銀副総裁の辞任報道でリラ急落
トルコ中央銀行の金融政策委員会のメンバーでもあるエルカン・キリムチ副総裁が辞任したもようだ。地元紙デイリー・サバ(電子版)などが関係者の話として30日に伝えた。9月13日に次回の金融政策決定会合が開かれる前で、年初来で40%も急落しているトルコリラの下落阻止のため、中銀による大幅利上げが予想される中での騒動に、市場も敏感に反応。リラはキリムチ氏の辞任報道直後に1ドル=6.85リラと、報道前の6.725リラから急落した。
参照元:モーニングスター


通貨の価値がどんどん下がってますけど、大統領には秘策でもあるのでしょうかね。

せめてインフレと金利をトントンにしてあげないと、国民の消費は減るばかりでしょう。
このままでは景気後退まったなしです。

市場が金利を注視する意味をエルドアン大統領はいまだにわかっていないような気がしますね。
貸出金利にこだわっているようですが、国民の消費が半分に減ってしまってはもともこうもありません。
今の状態だと、国民はマイナス金利下で生活しているようなものです。

エルドアン大統領像 即撤去


[ベルリン 29日 ロイター] - ドイツ西部の都市ウィースバーデンで27日、「悪いニュース」をテーマとした芸術祭のため設置されたトルコのエルドアン大統領像に地元住民から抗議が殺到し、29日に安全上の理由として消防が撤去する事態となった。
参照元:ロイター


>「トルコのヒトラー」などと落書き
おちゃめな顔をした、かわいらしい像なのに落書きなんてしたらダメです。

意地でも金利は動かさないようです


リラ預金の税金を引き下げる施策を官報で発表したようです。
以下のように変更。

1年以上のリラ建ての預金に課す源泉徴収税の税率。
10% → 無税

期間が1年以内の外貨建て預金の税率。
15% → 16%

この報道を受けてから市場は少しだけリラ買いで反応してます。
それにしても、本元(金利)はいじらずにあの手この手を考えてきますね。

まあでも10%から無税は大きいですね、10%の利上げと同じような引き締め効果が期待できるかも。
もくろみ通り市中のお金が銀行に流れると良いのですが。

27.5%-10%=17.5%
17.5%-0%=17.5%

でもこんなことをするくらいなら単純に10%利上げして市場の信用を得た方が、資金の確保はスムーズに進むと思うのですけどねぇ。

トルコリラ円 スワップの付与レベル


昨日のスワップは62円でした。

今週はこのあたりでフィニッシュしそうです。

ここまでの推移。
月 60円
火~水 61円
木 62円
金~日 ?

外為どっとコムから、またお知らせがきてました。

トルコリラ相場急変に伴う当社「トルコリラ/円」提示スプレッド拡大の当面継続について[18/08/31]
本年8月10日のトルコリラ急落以降、実勢インターバンクレートの「トルコリラ/円」スプレッド(BidとAskの差)が平常時よりも拡大傾向となっております。本状況は今後も当面継続する見通しであるため、本年8月13日付で本欄等にてご案内した「トルコリラ/円」提示スプレッドを広告表示値の適用対象外とする期間につきましては、当初の期限(本年8月31日営業日まで)を延長し、今後当分の間継続させていただくこととなりましたのでお知らせ申し上げます。
本決定に伴いお客様にはご不便をおかけいたしますが、なにとぞご理解ご了承を賜りますようお願い申し上げます。

また先般ご案内した通り、日々の「トルコリラ/円」スワップポイントにつきましても、トルコ当局のスワップ取引制限措置の表明を受け、受払額が大きく変動する可能性がございます。
お客様におかれましては、以上につきあらかじめご留意のほどお願い申し上げます。
参照元:外為どっとコム


スプレッド、スワップともに、しばらくは不安定な状態が続きそうです。

さらなる下落は食い止めてくれ!
今日も頼むぞリラ ♪(/・ω・)/ ♪

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