米国株が再び大幅な下落を記録 リラ円は28円台中盤で推移中
- 2018/02/09
- 14:32
落ち着いたかと思いきや、またしても火曜日のような展開に戻ってしまいましたね。
米国株の下落を引き継ぐ悪い流れが復活してしまい、再びリスクオフが加速しています。
金利の先高観に対する警戒感が世界中に伝染している感じですね。
昨日のポンドも早期利上げの思惑で急騰を演じましたが、金利の上昇を嫌気したイギリス株の急落を受けて、結局、往って来いになってしまいました。

リラに対しては、昨日よりもさらにドルの買い戻しが目立つ展開になっています。
対ユーロ、ドルとも、円の買い戻しも増加していますし、チャートは完全にリスクオフの形。
いよいよ来たかって感じですが、この金利上昇局面はインフレが恒常化しているトルコにとってはホント厳しい環境ですねぇ。
インフレに加えて、メジャー通貨のさらなる通貨高なんて、もう泣きっ面に蜂状態です。
昨日のことですが、メキシコはこの金利上昇局面に先手をうって利上げしてきました。
素早い対応です。
メキシコも南アフリカもインフレには敏感ですね、少しでも上昇するとインフレと同程度の政策金利を設定して、すぐにインフレを抑え込む金融政策をずっとずっと続けています。
トルコもデノミをするくらい長くインフレに苦しんでいる国なのですが、インフレに対する姿勢はこれらの国とは対極的になりつつありますね。
大統領の権限強化の影響もあるのでしょうが、近年のインフレに対するトルコ中銀の対応は後手に回っている印象が拭えません。
再び火曜日のような展開になってしまいました。
まあ、金利の上昇を本格的に織り込み始めている最中なんでしょうけど、でもユーロ圏はまだ利上げしてませんからねぇ・・・
年末あたりにもう一回ぐらい大きな下落局面がくるのでしょうか?
リラ円の流れも全く読めませんけど、インフレ率10%程度の下落を折り込むとして。
29.577円(年始)×0.9=26.6193円
年末はこのあたりのレート付近でウロウロしているのでしょうか。
でも、リラの場合は外的環境(ドル高、ユーロ高:テーパリング)の影響の方が大きいでしょうから、これ以上の下落も余裕で考えられるのが怖いところ。
まあでも、ドルに対する購買力平価を考えれば、こんな計算はなりたたないのですが(※こんな計算をしていたら最終的には限りなくゼロ円に近づいてしまいます)、当面はドルの強さが増していくのは確実そうなので適当に計算してみました。
昨日のスワップは83円でした。
やはりこのレートの弱さですからねぇ。
ついに80円台の前半まで攻め込まれてきましたか・・・
でもまだ大丈夫。
今年はスワップを80円で皮算用しているので、まだ少し余裕があります。
とは言え、70円台の滞在が長くなるようなら計算しなおしでしょうね。
今週も最終日だ、最後の粘りを見せてくれリラ ♪(/・ω・)/ ♪
米国株の下落を引き継ぐ悪い流れが復活してしまい、再びリスクオフが加速しています。
金利の先高観に対する警戒感が世界中に伝染している感じですね。
昨日のポンドも早期利上げの思惑で急騰を演じましたが、金利の上昇を嫌気したイギリス株の急落を受けて、結局、往って来いになってしまいました。
トルコリラ円 TRY/JPY(日足)

リラに対しては、昨日よりもさらにドルの買い戻しが目立つ展開になっています。
対ユーロ、ドルとも、円の買い戻しも増加していますし、チャートは完全にリスクオフの形。
いよいよ来たかって感じですが、この金利上昇局面はインフレが恒常化しているトルコにとってはホント厳しい環境ですねぇ。
インフレに加えて、メジャー通貨のさらなる通貨高なんて、もう泣きっ面に蜂状態です。
昨日のことですが、メキシコはこの金利上昇局面に先手をうって利上げしてきました。
素早い対応です。
メキシコ中銀が利上げ 政策金利、7.50%に
【ニューヨーク=丸山修一】メキシコ銀行(中央銀行)は8日開いた定例の金融政策決定会合で政策金利を0.25%引き上げて7.50%にすることを決めた。金利の引き上げは2会合連続。メキシコ銀の目標を超えて高止まりしているインフレ率の抑制に加えて、今後想定される米利上げに伴う通貨ペソの下落を防止するため。
参照元:日本経済新聞
メキシコも南アフリカもインフレには敏感ですね、少しでも上昇するとインフレと同程度の政策金利を設定して、すぐにインフレを抑え込む金融政策をずっとずっと続けています。
トルコもデノミをするくらい長くインフレに苦しんでいる国なのですが、インフレに対する姿勢はこれらの国とは対極的になりつつありますね。
大統領の権限強化の影響もあるのでしょうが、近年のインフレに対するトルコ中銀の対応は後手に回っている印象が拭えません。
日経平均株価も冴えない動き 米国株下落の流れを引き継ぐ
東証寄り付き 一時700円超下落、米株急落受けほぼ全面安
9日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は大幅に反落し、前日に比べ650円ほど安い2万1200円台半ばで推移している。下げ幅は700円を超える場面もあった。8日の米株式市場でダウ工業株30種平均が前日比1032ドル安と過去2番目の下げ幅を記録した。5日の1175ドル安に続く相場の急落を受け、国内外の投資家が運用リスクを回避するため株式に売りを出している。
参照元:日本経済新聞
再び火曜日のような展開になってしまいました。
まあ、金利の上昇を本格的に織り込み始めている最中なんでしょうけど、でもユーロ圏はまだ利上げしてませんからねぇ・・・
年末あたりにもう一回ぐらい大きな下落局面がくるのでしょうか?
リラ円の流れも全く読めませんけど、インフレ率10%程度の下落を折り込むとして。
29.577円(年始)×0.9=26.6193円
年末はこのあたりのレート付近でウロウロしているのでしょうか。
でも、リラの場合は外的環境(ドル高、ユーロ高:テーパリング)の影響の方が大きいでしょうから、これ以上の下落も余裕で考えられるのが怖いところ。
まあでも、ドルに対する購買力平価を考えれば、こんな計算はなりたたないのですが(※こんな計算をしていたら最終的には限りなくゼロ円に近づいてしまいます)、当面はドルの強さが増していくのは確実そうなので適当に計算してみました。
トルコリラ円 スワップの付与レベル
昨日のスワップは83円でした。
やはりこのレートの弱さですからねぇ。
ついに80円台の前半まで攻め込まれてきましたか・・・
でもまだ大丈夫。
今年はスワップを80円で皮算用しているので、まだ少し余裕があります。
とは言え、70円台の滞在が長くなるようなら計算しなおしでしょうね。
今週も最終日だ、最後の粘りを見せてくれリラ ♪(/・ω・)/ ♪
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