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シリア情勢の緊張緩和を市場は好感 トルコリラ円はトルコ首相の発言も支援材料になり26円台まで戻す

またもやトランプ大統領のツイートをきっかけに、今度はリスクオンに市場が傾いています。
どうせ往って来いになるのなら、下手につぶやいてくれないほうがいいのですけどねぇ・・・

トルコリラ円はリスクオンの追い風に加えて、トルコ首相の発言にも支えられ25円台からの脱出に成功しています。

トルコリラ円 TRY/JPY(日足)


tryjpy_2018_04_13.jpg

やや買い戻されていますが、依然として厳しい状態。

トルコが正常な金融政策を採れることを市場に示すだけでも、上値は軽くなると思うのですけどねぇ。
このあたりが改善されないかぎり、まだまだ上値の重い展開は続くのでしょう。
やはり、この状況に際してもエルドアン大統領からの声明がないのが気がかりです。

シリア情勢の緊張が緩和


米大統領、シリア情勢巡る協議で決断に至らず 市場警戒は後退
[ワシントン/国連 12日 ロイター] - トランプ米大統領は12日、化学兵器使用の疑いがあるシリアへの対応について国家安全保障チームと協議した。ただ、最終決定には至らなかったほか、トランプ氏が軍事行動について「いつになるかを言ったことは一度もない」とツイートしたことで市場では警戒感が和らいだ。
参照元:ロイター


トランプ大統領の呟きは市場のリスクボタンに直結しているようですね。
昨日の呟きはオンでした。

11日の呟きはリスクオフ
「ロシアは準備しろよ。(ミサイルが)やってくるぞ。素晴らしくて新しくて『スマート』なやつだ!」

12日の呟きはリスクオン
「シリアへの攻撃がいつになるかを言ったことは一度もない。すぐかもしれないし、全くそうではないかもしれない」

宣戦布告した翌日に急激にトーンダウンしてます。

ただこの内容のツイートでリスクオンに傾くのもどうかと思いますね。
アサド政権が化学兵器を使用したことは明らかですし、今後の対応次第では再び緊張状態に突入する可能性もあります。

トルコ中銀の独立性は担保されたのか?


最安値更新のトルコリラ、トルコ首相の発言で若干反発
トルコリラは11日のNY時間に若干持ち直しました。トルコのユルドゥルム首相が金融政策はTCMBが自らの判断で決定すべきとの見解を示したことが要因です。ユルドゥルム首相は、トルコリラの下落について「中銀(TCMB)が必要に応じて措置を講じるだろう。中銀は金融政策の責任を負う」と語りました。
参照元:M2J


首相がこのような発言をしてくれたのは好材料ですけど、実際に中銀が自由に金融政策を採れることを市場に示すまでは、まだ独立性が担保されているとは思えませんね。

この発言も大統領から指示された一時しのぎの可能性もありますし。
できれば大統領自身からも同様の声明が聞きたいところです。

なにわともあれ、月末の中銀会合に期待するしかないですね。

トルコリラ円 スワップの付与レベル


昨日のスワップは84円でした。

10年債利回りは12%台まで下落。
まだまだ安心できる領域ではありません。

首相の発言が材料視されて、一時的に収束しているだけでしょう。
中銀の行動次第では、再び金利が急騰する可能性もあります。

最終日だ最後の粘りを見せてくれリラ ♪(/・ω・)/ ♪

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