エルドアン大統領の発言をきっかけにトルコリラの下落が再開
- 2018/05/12
- 14:16
最終日のトルコリラはエルドアン大統領の発言をきっかけに再び売りが強まる展開となり、そのままクローズしてしまいました。
今週のトルコは緊急会合まで開いてインフレに対峙する姿勢を見せていたというのに・・・
まさか週の締めくくりに国の代表者たるやエルドアン大統領が、これほど最高のオチをつけてくれるとは思いませんでした。
市場はおもいっきりずっこけたのではないでしょうか。

エルドアン大統領の発言で、米CPI低下の援護射撃も無駄になってしまいました。
策に奔走したトルコ中銀の心中や如何に・・・
すでに財政と金融の政策を一致させなければ切りぬけられないような状況に追い込まれているのですが、エルドアン大統領は相変わらずのん気な感じですね。
エルドアン大統領もついに心変わりしたかと、選挙公約は良い意味でとらえていたのですが、どうも違ったようですね。
エルドアン大統領の選挙公約
「道徳心、意思、勇気により、今後トルコは立ち上がる。私の公約は、新たな時期にトルコが現在の文明レベルを凌駕するようにし、金利、インフレ、赤字を下げることだ。」
インフレに対峙することで、結果的に赤字金利を下げることに邁進していくという意味だと思っていたのですけど・・・
まさかこの状況で金利を下げることにより、赤字インフレに対峙していくという意味の公約だったとは。
ホントにこのようなことを行う気ならトルコのデフォルトを公約しているようなものですね、誠に恐ろしいことです。
トルコ10年債(利回り)の推移

中銀の対応でエルドアン大統領の大好きな利回り低下が実現しているというのに。
最終日の発言で再び利回りを上昇させちゃってます。
この状況で利下げなどしたとしたら、債券の投げ売りに加速がつくだけでしょうね。
エルドアン大統領は、信用低下により債券価格が下落していることをわかっているのでしょうか?
中銀が必死に信用回復に努めている最中に、それをぶちこわすとはいかなる理由なんでしょう、よくわかりません。
とは言えトルコ中銀はやることはやりはじめているので、何もしていない時期とくらべればいくらかはマシでしょう。
金融の方は動き出しているので、早々に財政も足並みをそろえてほしいものです。
昨日のスワップは三日分が付与されて255円でした。
一日あたりにすると、ちょうど85円ですね。
この最終日の付与レベルなら、再び週給2万円台に復帰できるかもしれません。
それにしても最後にこんなオチが待っていようとは・・・
リスク度合いが高まりそうなので、早めにレバを薄める展開に持っていったほうがよいかも。
来週も頼むぞリラ ♪(/・ω・)/ ♪
今週のトルコは緊急会合まで開いてインフレに対峙する姿勢を見せていたというのに・・・
まさか週の締めくくりに国の代表者たるやエルドアン大統領が、これほど最高のオチをつけてくれるとは思いませんでした。
市場はおもいっきりずっこけたのではないでしょうか。
トルコリラ円 TRY/JPY(日足)

エルドアン大統領の発言で、米CPI低下の援護射撃も無駄になってしまいました。
策に奔走したトルコ中銀の心中や如何に・・・
すでに財政と金融の政策を一致させなければ切りぬけられないような状況に追い込まれているのですが、エルドアン大統領は相変わらずのん気な感じですね。
エルドアン大統領の利下げ発言でトルコリラの売りが強まる
あの大統領からお馴染みの発言でリラ安
NY市場に入りドル安が強まっていますが、その他通貨で言えばトルコリラ売りが先行しています。エルドアン大統領が「利下げが必要」と発言したことでリラ安となっていますね。
参照元:GI24
エルドアン大統領もついに心変わりしたかと、選挙公約は良い意味でとらえていたのですが、どうも違ったようですね。
エルドアン大統領の選挙公約
「道徳心、意思、勇気により、今後トルコは立ち上がる。私の公約は、新たな時期にトルコが現在の文明レベルを凌駕するようにし、金利、インフレ、赤字を下げることだ。」
インフレに対峙することで、結果的に赤字金利を下げることに邁進していくという意味だと思っていたのですけど・・・
まさかこの状況で金利を下げることにより、赤字インフレに対峙していくという意味の公約だったとは。
ホントにこのようなことを行う気ならトルコのデフォルトを公約しているようなものですね、誠に恐ろしいことです。
トルコ10年債(利回り)の推移

中銀の対応でエルドアン大統領の大好きな利回り低下が実現しているというのに。
最終日の発言で再び利回りを上昇させちゃってます。
この状況で利下げなどしたとしたら、債券の投げ売りに加速がつくだけでしょうね。
エルドアン大統領は、信用低下により債券価格が下落していることをわかっているのでしょうか?
中銀が必死に信用回復に努めている最中に、それをぶちこわすとはいかなる理由なんでしょう、よくわかりません。
とは言えトルコ中銀はやることはやりはじめているので、何もしていない時期とくらべればいくらかはマシでしょう。
金融の方は動き出しているので、早々に財政も足並みをそろえてほしいものです。
トルコリラ円 スワップの付与レベル
昨日のスワップは三日分が付与されて255円でした。
一日あたりにすると、ちょうど85円ですね。
この最終日の付与レベルなら、再び週給2万円台に復帰できるかもしれません。
それにしても最後にこんなオチが待っていようとは・・・
リスク度合いが高まりそうなので、早めにレバを薄める展開に持っていったほうがよいかも。
来週も頼むぞリラ ♪(/・ω・)/ ♪
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