トルコ総選挙前の一週間が始まる
- 2018/06/18
- 12:41
はたして来週の週明けは、どのあたりのレートで迎えることになるのでしょうか。
今週のトルコリラも開幕だけは静かです。
このまま週末までヨコヨコしてくれると良いのですが・・・
トルコリラ円 TRY/JPY(日足)

いまのところあまり動きがありませんけど、今にもズルッときそうな形です。
今週は選挙前の最後の一週間ですから、神経質な動きになりやすいかも。
イベントを控えた資金の退避はどうしても出やすくなるでしょう。
その他の動きやすい材料としては、やはり米中の通商問題でしょうか。
突発的な報道には要注意です。
大阪で地震
「電車が横倒しになるかと」 駅もオフィス街も混乱
「誰かが跳びはねているのか」。大阪市の会社員の女性(24)は午前8時前、大阪市北区のJR大阪駅に到着した電車の車内で大きな横揺れに見舞われた。
参照元:日本経済新聞
広範囲で強震度の揺れが起こっているので心配ですね。
被害が大きくならなければ良いのですが。
野党候補の演説を国営放送で初放送
トルコ大統領、大選挙集会開く 拘束下の候補演説を初放映
【イスタンブール共同】24日のトルコ大統領選と議会選まで1週間となった17日、エルドアン大統領と与党、公正発展党(AKP)は最大都市イスタンブールで大規模な選挙集会を開いた。一方、国営テレビは17日、拘束下で大統領選に出馬したクルド系野党、国民民主主義党(HDP)のデミルタシュ前共同党首の選挙演説を初放映した。
参照元:上毛新聞
他の候補者も同じようなあつかいなんでしょうかね?
国営放送がすでにこのような状況なので、やはり公正な選挙は期待できないのかもしれません。
在トルコ日本国大使館から選挙に伴う注意喚起が出されてます。
参照元:在トルコ日本大使館
公正に選挙が行われなかった場合の反動が怖いですね・・・
暴動などに発展しなければよいのですが。
米中の貿易問題激化を受け週明けはややリスクオフの流れで始まる
中国国営メディア、米関税を強く批判 交渉余地への言及も
[上海 16日 ロイター] - トランプ米政権が総額500億ドルの中国製品に輸入関税をかけると発表したことに対し、16日の中国国営メディアは強い批判を展開した。ただ、交渉の余地に言及する論説も一部でみられた。
参照元:ロイター
やはりというか、週明けはややリスクオフではじまりました。
報復合戦がエスカレートして世界同時株安なんてことになったら目も当てられません。
難しい交渉だとは思いますけど、米中両国にはなんとか良い落としどころを見つけてほしいですね。
欧州時間以降の動きが怖い・・・
3大中銀の動きに抗うことはできません
市場操作の張本人は誰?、新興市場通貨を動かす影の立役者-チャート
今週はパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の平易な言葉による発言や政策正常化に向かいながらハト派色をにじませるドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁のテクニックを市場が評価した。しかし、どんな言葉を使っても、巨大中銀は新興市場通貨に影響を及ぼす。MSCI新興市場通貨指数は今週に年初来安値をつけ、週間ベースで3週連続下落に向かっている。米当局のバランスシート圧縮とECBのテーパリングは、為替市場のボラティリティーを高めるだろうと、カナディアン・インペリアル・バンク・オブ・コマース(CIBC)のアジア担当マクロ戦略責任者パトリック・ベネット氏が述べた。
参照元:ブルームバーグ
トルコ国内の問題もありますけど、こちらの影響の方が甚大でしょうね。
新興国通貨はまだまだ厳しい状況が続きそうです。
今週も頼むぞリラ ♪(/・ω・)/ ♪
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