トルコ経済指標 今週は経常収支の発表(8/10)が山場になりそう
- 2018/08/06
- 14:12
今週のトルコリラも静かに開幕です。
今のところ目立った動きもなくヨコヨコ推移中。
週明け前にネガティブな報道(米閣僚資産凍結)が出てましたけど、今のところそれほど大きな影響は受けてない感じですね。

リラが買われる材料がまったく見当たらないので今週も苦戦しそうです。
これだけ売られていても中銀が無言なのは気になるところ。
債券も相当ひどいことになっているのですが、もうあきらめてしまっているのですかねぇ・・・
たしか今日あたりにはイラン制裁の詳細が発表されるのではないでしょうか。
トルコはすでに制裁に同調しないことを声明で出していますから、今日の発表の内容次第ではまた悪材料が追加されそうな気がしますね。
まさに今が正念場(つなぎ留め)の真っ只中なんでしょうね。
ただ現状の債券利回りを見る限り、つなぎ留めはうまくいっていないような気がします。
自身は本当に破綻間近ならデフォルトよりも、IMFへの支援を選択する可能性の方が高いと思います。
まあ管理下に入ってくれたほうが、現在の政府よりもはるかにましな金融政策をしてくれるでしょうね。
リラの底入れ時期も早まると思います。
でも必ずはないので注意は必要でしょう。
今週も頼むぞ粘るのだリラ ♪(/・ω・)/ ♪
今のところ目立った動きもなくヨコヨコ推移中。
週明け前にネガティブな報道(米閣僚資産凍結)が出てましたけど、今のところそれほど大きな影響は受けてない感じですね。
トルコリラ円 TRY/JPY(日足)

リラが買われる材料がまったく見当たらないので今週も苦戦しそうです。
これだけ売られていても中銀が無言なのは気になるところ。
債券も相当ひどいことになっているのですが、もうあきらめてしまっているのですかねぇ・・・
悪材料のまとめ
トルコ大統領「米閣僚の資産凍結」 対イラン制裁も同調せず
【イスタンブール=佐野彰洋】トルコのエルドアン大統領は4日、米国人牧師拘束を巡る米国の対トルコ制裁に対抗措置をとると表明した。北大西洋条約機構(NATO)の同盟国である両国で、制裁が連鎖するのは異例。米国は7日に対イラン制裁を再開するが、イランと関係が近いトルコは応じない構えだ。
参照元:日本経済新聞
たしか今日あたりにはイラン制裁の詳細が発表されるのではないでしょうか。
トルコはすでに制裁に同調しないことを声明で出していますから、今日の発表の内容次第ではまた悪材料が追加されそうな気がしますね。
トルコ市場の持ち直しに期待
トルコの短期債償還、外資のつなぎ留めが鍵に
苦境に立つトルコの金融システムに必要なのは外国人投資家だ。トルコリラの急落は、多少のことでは動じない投資家を除き、トルコ離れが進んでいることを物語っている。
トルコは新興国の中でも外貨建て債の発行残高が特に多い。その大半は2019年に満期を迎える。リラ安により償還コストは一段と膨らむ見通しだ。
参照元:WSJ
まさに今が正念場(つなぎ留め)の真っ只中なんでしょうね。
ただ現状の債券利回りを見る限り、つなぎ留めはうまくいっていないような気がします。
トルコ経済は破綻してしまうのか?
【市況】トルコリラ売りは夏休みで一服【フィスコ・コラム】
本格的な夏休みシーズンに入り、トルコでは海外からの渡航者の流入増に期待が高まっています。史上最安値圏での推移が観光には追い風となるため、極端なリラの下落は回避されるでしょう。しかし、観光シーズンが終わったら・・・。
参照元:株探
自身は本当に破綻間近ならデフォルトよりも、IMFへの支援を選択する可能性の方が高いと思います。
まあ管理下に入ってくれたほうが、現在の政府よりもはるかにましな金融政策をしてくれるでしょうね。
リラの底入れ時期も早まると思います。
でも必ずはないので注意は必要でしょう。
今週も頼むぞ粘るのだリラ ♪(/・ω・)/ ♪
![]() |
![]() |
広告