アルバイラク大臣 ドルの信用失墜について発言
- 2018/08/30
- 15:16
再びトルコリラの下落ぶりが目立つ展開になってきました。
どうも婿殿の発言がきっかけになってしまったようですね。
リラ円はすでに週明けから100ピップス以上の下落を喫しています。

酷い売られ方です。
トルコは出口のない迷路に迷い込んでしまったような感じですねぇ。
トルコ国民の生活が心配です・・・
>ショッピングセンターや不動産における外貨建ての賃貸や販売を防止するために取り組みを開始しており、この取り組みはまもなく議会に提出される
商人たちの外貨決済が禁止されてしまうようです。
観光客を相手にしている小さな露天商のようなものはどうなるのでしょうね。
これぐらいはお目こぼしになるのでしょうか?
>「トルコの列車に乗り遅れた者は損をする」
現状は以下のような感じですけど、大丈夫でしょうか。
実体経済には、じわじわと影響が出始めています。
乗っていたけど降りたケース
トルコ自動車リース最大手インターシティ、三菱グループから自社株買い戻し純国産企業に
三菱は全株を売り払いトルコ市場から撤退。
乗ろうか迷っているケース
トルコ工場着工、リラ急落で延期 東洋インキ
永遠に延期になる可能性のほうが高そう。
三菱重、トルコ原発の採算性調査終了 建設費巡り交渉へ
長い交渉になっていますが、いまだ結論は見えず。
市場からは危機感なしと受け取られたようです。
市場が一番気にしているのはトルコ政府の物価に対するスタンスでしょうから、それに対する回答がないかぎり今の状態はまだまだ長く続くでしょうね。
景気が過熱 → 冷ます(利上げ:引き締め)
景気が冷える → 加熱(利下げ:緩和)
まあ市場が聞きたいのは、単純にコレをする気があるの?ってことでしょう。
はたして中銀の機能不全はいつまで続くのでしょうか。
ちなみに高金利通貨の今年の推移(8/30まで)
対円で比較してますけど、対ドルでも似たような感じです。
トルコリラ円 29.577(始値) → 17.133(8/30) 約42%の下落
南アランド円 9.067(始値) → 7.75(8/30) 約14.5%の下落
メキシコペソ円 5.707(始値) → 5.884(8/30) 約3.1%の上昇
メキシコはドル高局面を凌げています。
トルコはこのままの政策を取り続けるようならジリ貧でしょうねぇ。
やはり早々に信用を高める政策に転換し、債券が順調に消化できるような環境を作るしかありません。
単体の国の投資や支援に頼るには限界があります。
これほどの短期に通貨の価値を半減させておいて、国の金庫番の財務大臣が「経済に大きなリスクなし」って・・・
そりゃ市場も呆れますよ、支援していただいている国にも失礼な発言だと思います。
昨日のスワップは61円でした。
先週の付与レベルからガクッとおちましたけど、このあたりで安定してしまうのでしょうか?
このペースだと今週の運用はレバ1を上回りそうです。
なんとかさらなる下落は食い止めてくれ!
今日も頼むぞリラ ♪(/・ω・)/ ♪
昨日は更新をお休みしてディズニーシーへ出かけていました。
平日ですがけっこうな混雑ぶりでしたね、やはり35周年効果なのでしょうか?
今日は歩き疲れて、ちょっとぐったりしてます (*´ω`)
どうも婿殿の発言がきっかけになってしまったようですね。
リラ円はすでに週明けから100ピップス以上の下落を喫しています。
トルコリラ円 TRY/JPY(日足)

酷い売られ方です。
トルコは出口のない迷路に迷い込んでしまったような感じですねぇ。
トルコ国民の生活が心配です・・・
アルバイラク大臣 ドルの信用失墜について語る
アルバイラク財務相、外貨に関する発言
ベラト・アルバイラク財務大臣は、ドルはグローバルシステムで信用を失ったと再度発言した。
参照元:TRT
>ショッピングセンターや不動産における外貨建ての賃貸や販売を防止するために取り組みを開始しており、この取り組みはまもなく議会に提出される
商人たちの外貨決済が禁止されてしまうようです。
観光客を相手にしている小さな露天商のようなものはどうなるのでしょうね。
これぐらいはお目こぼしになるのでしょうか?
>「トルコの列車に乗り遅れた者は損をする」
現状は以下のような感じですけど、大丈夫でしょうか。
実体経済には、じわじわと影響が出始めています。
乗っていたけど降りたケース
トルコ自動車リース最大手インターシティ、三菱グループから自社株買い戻し純国産企業に
三菱は全株を売り払いトルコ市場から撤退。
乗ろうか迷っているケース
トルコ工場着工、リラ急落で延期 東洋インキ
永遠に延期になる可能性のほうが高そう。
三菱重、トルコ原発の採算性調査終了 建設費巡り交渉へ
長い交渉になっていますが、いまだ結論は見えず。
急落のきっかになった婿殿の発言
トルコ財務相、経済に大きなリスクなしと言明 リラ・銀行株下落
[イスタンブール/アンカラ 29日 ロイター] - トルコのアルバイラク財務相は、同国の経済や金融システムに対する大規模なリスクは想定していないとの見解を示した。現地紙ヒュリエットが29日報じた。
参照元:ロイター
市場からは危機感なしと受け取られたようです。
市場が一番気にしているのはトルコ政府の物価に対するスタンスでしょうから、それに対する回答がないかぎり今の状態はまだまだ長く続くでしょうね。
景気が過熱 → 冷ます(利上げ:引き締め)
景気が冷える → 加熱(利下げ:緩和)
まあ市場が聞きたいのは、単純にコレをする気があるの?ってことでしょう。
はたして中銀の機能不全はいつまで続くのでしょうか。
ちなみに高金利通貨の今年の推移(8/30まで)
対円で比較してますけど、対ドルでも似たような感じです。
トルコリラ円 29.577(始値) → 17.133(8/30) 約42%の下落
南アランド円 9.067(始値) → 7.75(8/30) 約14.5%の下落
メキシコペソ円 5.707(始値) → 5.884(8/30) 約3.1%の上昇
メキシコはドル高局面を凌げています。
トルコはこのままの政策を取り続けるようならジリ貧でしょうねぇ。
やはり早々に信用を高める政策に転換し、債券が順調に消化できるような環境を作るしかありません。
単体の国の投資や支援に頼るには限界があります。
これほどの短期に通貨の価値を半減させておいて、国の金庫番の財務大臣が「経済に大きなリスクなし」って・・・
そりゃ市場も呆れますよ、支援していただいている国にも失礼な発言だと思います。
トルコリラ円 スワップの付与レベル
昨日のスワップは61円でした。
先週の付与レベルからガクッとおちましたけど、このあたりで安定してしまうのでしょうか?
このペースだと今週の運用はレバ1を上回りそうです。
なんとかさらなる下落は食い止めてくれ!
今日も頼むぞリラ ♪(/・ω・)/ ♪
昨日は更新をお休みしてディズニーシーへ出かけていました。
平日ですがけっこうな混雑ぶりでしたね、やはり35周年効果なのでしょうか?
今日は歩き疲れて、ちょっとぐったりしてます (*´ω`)
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