リラ復活 イベントを無難に通過してリスクオン相場が戻ってきました
- 2017/06/09
- 13:43
今週もいろいろありましたが、結局、往って来い相場で終わりそうですね。
ECB会合も議会証言も事前にある程度の情報が流れていたので、本番ではそれほど動きませんでした。
イギリスの総選挙も予想通りの拮抗した形で進行中、現時点ですでに保守党の過半数割れの可能性が高くなっている模様。
過半数割れが確定するようなら、ユーロからの離脱スケジュールに遅れがでるのは必至でしょうね、市場にとっては悩みの種がまた増えます。
英総選挙、与党保守党は過半数割れ見通し 政治混迷も
[ロンドン 9日 ロイター] - 英総選挙(下院、定数650)は8日実施され、出口調査によると、メイ首相率いる与党・保守党の獲得議席は314議席となり、過半数には届かない見込み。政治が混迷し、欧州連合(EU)離脱交渉に遅れが生じる可能性がありそうだ。
野党・労働党は266議席を獲得する見込み。どの政党も過半数に届かない「ハングパーラメント」となる。
獲得見込み議席数は、スコットランド民族党(SNP)が34議席、中道左派の自由民主党が14議席、ウェールズの地域政党「プライド・カムリ(ウェールズ党)」が3議席、緑の党が1議席、その他の各党が18議席。
英国放送協会(BBC)は76議席で大接戦が演じられており、勝敗の予測がつかない状態だと報じた。
参照元:ロイター
今週のイベントは終りましたけど、来週はまた大きなイベント(FOMC、トルコ政策金利発表)が待ち構えています。
FOMCでは利上げペースに関する声明に注目ですね、ペースの鈍化具合によっては大きく円の買い戻しが出そう、ペース鈍化の場合はトルコも金利を上げてこないような気がします。
ロイターでこんな記事が出てました、利上げ停止まではないような気がしますけど、何があるのかわからないのが相場ですからね、どちらに動いても構わないようなレバ管理をせねば。
コラム:「米利上げ停止で円高」の現実味=上野泰也氏
[東京 8日] - 米国の利上げ路線が行き詰まる可能性が、筆者の描いてきたシナリオ通り、徐々に高まりつつある。最大の理由は、物価の伸び悩みだ。
失業率低下が賃金増加率を加速させるから物価は目標の2%に近づくはずだという米連邦公開市場委員会(FOMC)のシナリオとは反対方向に、現実の物価指標は動いている。こうなると、年後半以降の米国の金融政策運営は、タカ派ではなくハト派に傾斜せざるを得ない。
米労働省から6月2日に発表された5月の雇用統計は、6月利上げ取りやめを促す「レッドカード」になるほど極端に弱くはなかったが、連邦準備理事会(FRB)の利上げ路線に「イエローカード」を突きつける内容だと筆者は受け止めた。
参照元:ロイター
最後はスワップレベルについて。
昨日は92円でした、またギリギリのレベルですが、なんとか90円台をキープ。
今日のリラは調子が良いので、このままなら今週もオール90円台を達成できそうです ♪(/・ω・)/ ♪
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