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FOMC 大幅な利下げ観測が後退

ドルに振り回された一週間がようやく終了。
ミサイル問題は米国も苦慮しているようで、今週もはっきりとした決着はありませんでした。
リラは小康状態を保ったままクローズしています。

トルコリラ円 TRY/JPY(日足)


トルコリラ円 TRY/JPY(日足) 2019年7月20日

最終日も要人発言によりドルの動きが目立つ展開となりました。

注目が集まっているFOMCは、まだ再来週(7/30~7/31)なんですけど、今回は金利が動きそうなのでいつもよりも事前のざわざわ感が強いですね。

ドルの強弱に右往左往する流れは、もう少し続くかも。

来週は週末にかけて中銀会合が連発します。
25日(トルコ、ユーロ)、26日(ロシア)。

特にドラギ総裁の会見には要注意でしょうね。
現時点でも、インフレ目標の見直しや、国債買い入れの再開など、良く燃えそうな材料が豊富に報道されています。

トルコの方はインフレ収束中の会合となるので、金利が動いたとしてもそれほどのインパクトはなさそうな気がします。
まあ、景気やインフレの動向をみながら金利を動かすことは、中銀にとって当たり前の仕事ですからね。

とは言え、当たり前の事をしなかった(大統領に忖度し続けてインフレを放置)のでこんなことになってしまったわけですが・・・

制裁内容の詳細はいまだ伝わらず


NATO「防波堤」失う恐れ=ロシア、トルコ抱え込みへ
【エルサレム時事】トルコが米最新鋭ステルス戦闘機F35の開発計画から排除され、北大西洋条約機構(NATO)はトルコとの従来の軍事協力の見直しが避けられない状況となった。ロシアは今後、軍事協力を通じてトルコの抱え込み強化を図る公算が大きい。NATOは歴史的にロシアなどの脅威を封じ込めてきた「防波堤」としてのトルコの役割を失う恐れに直面している。
参照元:時事通信社


トルコは自国の東側諸国(ロシア)に対する立地的優位性を重々承知の上で交渉しているでしょうから、ギリギリまで強気な態度は崩さないでしょうねぇ。

たとえ制裁が決まったとしても、この問題は長く燻り続けそうな気がします。

大幅な利下げはなさそう


ドル上昇、月内の50bp利下げ観測後退=NY外為
[ニューヨーク 19日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場でドルが値上がりした。ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が前日に行ったハト派発言について、同連銀は次回会合に関するものでないと説明し、月内の50ベーシスポイント(bp)利下げ観測が後退した。
参照元:ロイター


市場は下げ幅の思惑に踊らされまくりの一週間でした。

答え合わせまでもう少し間がありますけど、はたしてどのあたりの下げ幅で決着するのでしょうね?
10bp(0.1%)程度だと、リラはズルッといってしまうかも。

トルコリラ円 スワップの付与レベル


昨日のスワップは85円でした。

「スワップの推移」
月 90円
火 85円
水 255円(3日分)
木 85円
金 85円

合計:600円

ぴったりですけど、今週も600円台でフィニッシュです。

この一週間はレートもスワップも安定した推移をしてくれました。

来週も頼むぞリラ ♪(/・ω・)/ ♪

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